2018年07月12日

自分探しの旅で見つけたもの


20代の半ばごろ、バイクで北海道へ旅したことがある。


夏の連休前にふと思い立ち、ろくな準備もしないまま


当時の愛車「ホンダXL400R」に寝袋をくくりつけて旅立った。


もちろん独り旅だ。


12[1].jpg


下道を夜通し走ったり、雨に降られたりで


北海道に着くまで3日もかかり、北の地に滞在したのは2日ほどだった。


帰りは太平洋沿岸フェリーに乗ったが


台風に巻き込まれて船が大揺れに揺れ


死ぬほど船酔いに苦しんだ記憶しかない。


結局、少しの良い思い出といくつかの苦い思い出だけが残った旅だったが


今思い返すとまぎれもなく「自分探しの旅」だったのだろう。



当時はとにかくやみくもに悩んでいて


ありとあらゆることがどんづまりに思えて


つまり閉塞感の中で、もの凄い息苦しさを感じていたのだ。



そんななか、意を決して旅立った「自分探し」だったが


何か新しい自分や


素晴らしい可能性や


気づきを得た自分に出会うことはなかった。




本当の自分は当時のそのままの自分でしかなく


どこにも新しい自分など転がっていないし


転がっていないものを、たかが北海道のバイク旅くらいで


見つけられるはずもない。



「気づき」という言葉は


何か良いこと


素晴らしいこと


自分が変わるきっかけになること


そんなことばかりを「気づく」ように思っているが


そうでない現実を気づくことの方が多いのだ。



若かりし頃の一人旅で得られた気づきは


「オレは船酔いしやすい男だからもう一生船旅はしない!」


それだけだったなあ。(笑)





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posted by おやじカウンセラー at 01:38 | 愛知 ☁ | Comment(0) | おやじのつぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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