2017年07月30日

ヒミツの花園


夏は鰻 


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ですが、この夏はまだ食べておりません。








さて、本文へ・・・


小説の「秘密の花園」は、小学生の頃に毎月自宅配達してもらっていた、子供向けの文学全集で読みました。


別に裕福な家庭ではなかったけど、父親が読書家だったので、子供にも本を読む癖をつけたかったらしく、本だけはよく買ってくれたのだ。


秘密の花園 (福音館文庫 古典童話) -
秘密の花園 (福音館文庫 古典童話) -


内容はほとんど忘れたが、面白かったことは何となく覚えている。






人は誰も、他人から侵されたくない「ヒミツの花園」があると思う。


他人だけではなく、自分自身もその花園には簡単に立ち入れない。


なぜなら「ヒミツの花園」は、鋭いイバラの棘で囲まれていて、不用意に立ち入ると傷だらけになってしまうから。





カウンセリングを学ぶと、カウンセラー自身の自己洞察を深め、自己開示することを迫られる。


迫られなくてもその必要性を学ぶにつけ、心の奥にしまいこんでいた「ヒミツの花園」を思い出し、やはりそのままではいけないのか、と思うようになる。


カウンセラーを目指すなら、まずは自身がカウンセリングを受けろ、と言われる所以もそこにある。


しかし「ヒミツの花園」は、それなりの理由があって扉を閉ざしていたのだから、カウンセリングや心理学を学んだからといって、不用意に立ち入ると、酷い傷を負うこともあるだろう。


有能で信頼のおけるカウンセラーとともに、その扉を開けることができれば、大きな傷を負わずに済むのかもしれないが、それでも勇気がいることだ。。







実際のところはどうなんだろう。


人の心の問題は、何もかも解決しなければいけないのだろうか・・・?


「ヒミツの花園」に入らないことで、或いは心の片隅にしまっておくことで、平穏を得ているということもあると思う。


自分自身のことで言えば、出来ればそのまま扉を閉めておきたいような気がするが、それではカウンセラーとしては一人前にはなれないのだろうか。





何となく思い出した。


小説の「秘密の花園」は、荒れ果てた花園を主人公らが、それはそれは美しい花園に生まれ変わらせる話だった。


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たとえイバラの棘に傷ついても、こんな美しい花園が見られるのであれば、やはり勇気を出して扉を開けるべきなのか?




考えてもなかなか答えは出ないなあ・・・






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posted by おやじカウンセラー at 06:00 | 愛知 ☁ | カウンセリング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする