2017年04月01日

保守的な生き方と起業家


「保守的」といっても政治の話ではなく、人の生き方や生きる姿勢についての話です。


イギリスの政治哲学者マイケル・オークショットは、保守的であることについて次のように述べています。


保守的であるとは、見知らぬものよりも慣れ親しんだものを好むこと、試みられたことのないものよりも試みられたものを、神秘よりも事実を、可能なものよりも現実のものを、無制限なものよりも限度のあるものを、遠いものよりも近くのものを、あり余るものよりも足りるだけのものを、完璧なものよりも重宝なものを、理想郷における至福よりも現在の笑いを、好むことである。得るところが一層多いかも知れない愛情の誘惑よりも、以前からの関係や信義に基づく関係が好まれる。獲得し拡張することは、保持し育成して楽しみを得ることほど重要ではない。革新性や有望さによる興奮よりも、喪失による悲嘆の方が強烈である。保守的であるとは、自己のめぐりあわせに対して淡々としていること、自己の身に相応しく生きていくことであり、自分自身にも自分の環境にも存在しない一層高度な完璧さを、追求しようとはしないことである。
これらは、一人前の大人ならば、当然備わっているべき態度の一つだと思います。



これを読んでよくわかりました。


私はどこからどうみても保守的な人間だということです。


確かに私はゼロから何かを立ち上げるということが苦手です。


既にあるものをベースに改良したり、改善することは出来ても、新しく何かを生みだすことは私には向かない(出来ない)と思っています。


なので私は社会人になってからずっと組織(企業)で働いているのです。


被雇用者にとって仕事とは自分でゼロから生み出すものではなく、雇用者から与えられるものをより良いカタチで実践するものなのです。


それに対して起業家というのは、仕事そのものを生み出す能力が要求されます。


起業家にとって集客が最も難しいと言われますが、本当に成功するために必要なのは単なる集客ではなく、顧客そのものを新たに生み出すことなのだと思います。


全くのゼロから生み出すとまではいかなくても、他者に先駆けて新たな価値を見いだす能力がないと、起業家としての成功は難しいのでしょう。


そう考えると、決して市場が大きいとは言えないカウンセリング業界に、カウンセラーとして新規参入するためには、他には簡単に真似のできないような付加価値が求められるわけです。


起業家というのは自分自身という商品に、どれだけ新たな付加価値を付けられるかが成功の秘訣なのですね。


KIMG0236.JPG


保守と革新のどちらにせよ、意識して変えられるものではなく、自分の傾向がどちらにあるのかをきちんと見極めて行動することが大切なのだと思います。


私は保守的な人間でこれからもそうであることは間違いないのですから。






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posted by おやじカウンセラー at 00:10 | 愛知 ☔ | Comment(0) | おやじのつぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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