2017年03月20日

アマチュアカウンセラーの逆襲


春といえば桜の季節・・・


産業カウンセラー資格試験の合格発表もこの時期ですが、桜咲く人、桜散る人もいるわけです。


見事合格された方もそうでない方も、これまでに学んだことを自分の糧として、ぜひこれからの人生に生かしてもらいたいものです。


カウンセリングブームといわれて久しく、カウンセリングを学ぶことは相変わらずの人気なのですが、受けることはまだまだ一般的ではなく、カウンセラー資格者でもクライエントの体験がない人は珍しくありません。


私が所属している学習グループでは、定期的に各自のクライエント体験報告会を行っていますが、学ぶ会の方向として至極真っ当で有意義だと思っています。


カウンセラー資格を仕事に生かしたい、プロとして稼ぎたいと起業しても、現実は想像以上に厳しく、せっかく学んだことを生かせないまま、カウンセリングから離れてしまう方も多いようです。


クライエントからカウンセリング料金を得るのではなく、カウンセラー志望者を募る資格ビジネスとしてこの業界が成り立っているかぎり、本当の意味で日本にカウンセリングが根付くことはないでしょう。


私も資格を生かしきれないアマチュアカウンセラーのはしくれなのですが、勉強だけはコツコツと続けています。


ある意味、カウンセリングを生業としていないアマチュアだからこそ、続けられているのも事実です。


日本のカウンセリング界は、そうしたアマチュアカウンセラーたちがいることで成り立っているといっても過言ではないと思っています。


プロの看板を掲げたものの、それだけで食っていくことはままならず、生活に窮してカウンセリングの勉強どころではない人も少なくはないでしょう。


私はプロになろうという人を否定する気持ちは全くなく、むしろ応援しています。


その反面、現在の業界の状況を考えると、無理をしてまでプロになることはないのではとも思います。


カウンセラーにプロとアマチュアの明確な線引きはなく、資格があろうがなかろうか、稼ぎがいくらであろうが、あくまでも自分でプロの看板を掲げるか否かだけです。


食えないプロになるよりも、生活の基盤となる仕事は他に持ちながらアマチュアとして勉強を続け、無理のない範囲でプロとして活動する。


アマチュアで悪ければセミプロと名乗ればいいのですから、これからはそんなセミプロカウンセラーが増えてくるかも知れませんね。





☆逆襲といえばこれでしょう(^-^)




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posted by おやじカウンセラー at 08:55 | 愛知 | Comment(4) | おやじのつぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「日本のカウンセリング界は、そうしたアマチュアカウンセラーたちがいることで成り立っているといっても過言ではないと思っています」って言葉はとても納得させられます。
カウンセラー志望者ばかり増えて、クライエントが増えないのは悪循環ですね。もっとカウンセリングの良さを知ってもらえるためにはどうすればいいか考えないといけないですね。
Posted by キング?カズ at 2017年03月20日 20:59
こんにちは。「クライエントではなく、カウンセラー志望者から稼ぐ資格ビジネスである限り、日本で本当の意味でカウンセリングが根付かない。」というのは鋭い指摘だと思います。この現状が、素人カウンセラーの増加と好き放題の高額料金の設定という体質を生み、そのためクライエントが増えないという悪循環を生んでいますよね。
Posted by トト at 2017年03月21日 11:20
キング?カズさん、こんばんは。
本当は広く一般に対して「心理カウンセリング」の正しい理解と、身近に感じられるような講座があるといいんですが・・・
日本の風土的にも、有料で悩みを誰かに相談するというのは抵抗があるんでしょうか?
キリスト教の「懺悔」の習慣があるアメリカなどは、カウンセリングも受け入れられやすいのかと思います。
Posted by おやじカウンセラー at 2017年03月21日 16:49
トトさん、初めまして。
コメントありがとうございます。
本当に難しい問題だと思います。
カウンセラーは年々うようよ増えるのに(私もその一人ですが)、肝心のカウンセリングを受ける人は限られているのが現状です。
国や行政がもっと支援して、公的なカウンセラーの設置推進と、給与面も含めた地位向上を図るのも一つの方法かな?と思います。
臨床心理士であってもなかなか食えないようでは、成り手のレベルは上がらないし、世間からも認知されないという悪循環は止まらないですね。
Posted by おやじカウンセラー at 2017年03月21日 17:01
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