2017年03月19日

自然体と自護体


柔道の基本的な姿勢・構えとして「自然体」と「自護体」があります。


Fig_004_Shizenhontai-Jigohontai[1].png


無駄な力を抜き、いつでも攻守に対応できるようなリラックスした構えを「自然体」、腰を落とし相手の攻撃を防ぐ守りの姿勢を「自護体」というのです。


普段の生活、特に人間関係においても、心理的には常々自然体でいられたらと思うが、なかなかそうはいかないものです。


身構えることなく素の自分で人と接することが、どれだけできているかを考えると、人によっては殆んどゼロという人もいるでしょう。


多くの人は、常に何がしかの構えをしているということです。


柔道でも自然体でいられるのは、相手より自分の実力が相当上回っていなければ難しいものです。


人間関係は試合や戦いではないのですが、嫌われたくない、好かれたい、バカにされたくない、負けたくない、怖い、近寄って欲しくない・・・といった気持ちが、心理的に守りの構えをとってしまうのです。


逆に対人関係でやたらと攻撃的な姿勢を持つ人がいますが、「最大の防御は攻撃なり」と言いますから、根っこの部分は同じかもしれませんね。


自分自身にゆるぎない自信があれば、余裕を持って自然体でいられるのでしょうが、そんな人は滅多にいないですし、もしいたとしてもそれこそ出来るだけ近づきたくないようなタイプの人間のような気がします。


あとはもう、嫌われても負けても馬鹿にされてもいいのだと、開き直ってしまう手もあるのですが、あれだけのベストセラーになったアドラーの「嫌われる勇気」を読んでも、実践するのは難しいと聞きますからね。(私は読んでないです)


嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え -
嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え -


ちなみに柔道ではまず初めにしっかりと受け身の練習をします。


ちゃんとした受け身が身につけば、投げられてもそれほど痛くないし、滅多に怪我などしないものだということを繰り返し体験することで、投げられることへの恐怖がうんと軽減するわけです。


人間関係においての「受け身」の練習にあたるのが、カウンセリングだったり、エンカウンターでのふれ合いなのかもしれませんね。




4月9日(日曜)に「自然体とくつろぎのお話し会・春」と題してエンカウンターが開催されます。


詳細はこちらからどうぞ⇒「自然体とくつろぎのお話し会・春」




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posted by おやじカウンセラー at 13:55 | 愛知 ☀ | Comment(0) | カウンセリング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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