2014年12月06日

「我が家の嫁のパニック障害と寛解」其の一

私が会長をつとめているボランティア団体「竹の子会」では。毎月一度、会員が集まって勉強会を開いています。以前その勉強会で「パニック障害」をテーマに取り上げて欲しいというリクエストがあり、私がリーダーになって「パニック障害の学習会」を行ったことがあります。

実は私の嫁はかれこれ7年ほど前に「パニック障害」を発症し、その後の数年にわたりその症状に苦しみながら向き合ってきました。発症のきっかけは当時の仕事の(積み重なった)ストレスと、最終的には職場でのトラブルに巻き込まれたことでした。もちろんそれはきっかけであって、嫁自身の持つ性格や気質、体質なども含めた全てが発症の要因だったと思います。「パニック障害」を発症した結果、嫁は仕事を辞めしばらくは療養の日々を送ることになりましたが、仕事を辞めざるを得なかったこと、トラブルから守ってくれると思っていた上司がそうではなかったことなども、本人の大きなストレスとなってしまったようです。

実は嫁が「パニック障害」を発症するにあたり、私はその少し前から嫌な予感がしていました。仕事への責任感が強く、精神的にゆとりがなく、物事を多方面から見られまない嫁は、よく言えば真面目で真っ直ぐな、悪く言えば世間知らずで打たれ弱いところがあり、職場でのトラブルを聞いて、出来れば深く関わらずこの際さっさと辞めてしまった方がいいんじゃないかと話していたのです。しかし嫁が自分で退職を決意する前に、とうとう「パニック障害」の発作が起きてしまいました。

まずは身体症状として激しい動悸(心臓の病気かと思ったほど)、冷や汗、手足のしびれ、そして喉のつかえ、呼吸のし難さを感じ、精神的にはこれこそ「パニック障害」と命名された所以でもある《何とも言いようのない激しい不安とこのまま死ぬのではないかという恐怖》が突然起こる「パニック発作」に襲われてしまいました。ただ突然といっても、もうその頃には嫁自身はかなり精神的に参っていて、精神的に不安定な状況の中で、とうとう発症したというのが私の印象です。今では毎日パートに出かけ、ごく普通の生活を送っている嫁ですが、この発症した当時は本当に辛かったと思います。

「パニック障害」はいまや「鬱病」と並ぶ、非常にポピュラーな精神疾患と言えるでしょう。「鬱病」がそうであったように、タレントや有名人が自身の「パニック障害」を告白することも増え、世間にも広く認知されるようになりました。

しかしこれも「鬱病」がそうであるように、世間的な病名の認知と、正しく病気を理解することは別のように思います。病名ばかりが独り歩きをして「パニック障害」に対するきちんとした知識や理解はまだまだ十分とは言えない現状であると感じています。これは心の専門家であるべき「カウンセラー」も同様です。

精神医学に詳しい心の相談室・with竹内成彦先生や、パニック障害専門の相談室・スウィーニー三木ヒロシ先生など、経験豊富なカウンセラーの方と身近に接する機会を得て、直接お話を伺ったり講義を受けるたびに、自分自身の勉強の足りなさと、改めて心の病を正しく理解することの大切さをひしひしと感じ、少しでも「パニック障害の現実」が知ってもらえればとこの記事を書いた次第です。

さて、最初の発作を起こしたこの日から、我が家の嫁と家族の長い闘病生活が始まったのですが、それはまた次の機会(なるべく早く)に書こうと思います。

尚、心の病はその症状も程度も大きな個人差があり、ネットなどでの情報(この記事もそうです)は参考程度と理解して自己診断、自己判断での対応は症状の悪化と治療の妨げになることもありますので、早期に専門家(医師や精神医学に詳しいカウンセラー)による治療を受けることが大切です。十分にご注意下さい。

皆さまのおかげで目標としていたブログランキングの上位(4位)にランクインしました。本当にありがとうございます。これからもこつこつ更新を続けてゆきたいと思います。引き続きの応援よろしくお願い致します<(_ _)>


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posted by おやじカウンセラー at 01:29 | 愛知 ☀ | Comment(0) | カウンセリング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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