竹内先生が、足かけ8年にもわたり続けてこられた本講座ですが、今回は過去最高の受講者人数となりました。
しかも、この講座の最初には竹の子会の副会長として、私が一言ご挨拶をさせていただくのですが、今回の受講生の皆さんはかなり気合が入っておられるようで、その熱気に柄にもなく少々アガってしまいました(^_^;)
実はこの私も、このカウンセリング基礎講座の、第8期と第10期の受講生でした。
初めてこの講座を受講した時は、まさか数年後に講座を運営する側になって、皆さんに挨拶をする立場になろうとは考えもしていませんでした。
臨床経験のない、名ばかりのカウンセラーである私ですが、カウンセリングを学ぼうとしている方達(すでに学んでいる方にも)ひとこと言わせて下さい。
もの凄く乱暴ないい方をすれば、カウンセリング理論や、技術など、どこで学んでも大した違いはありません。
全部、教科書や本に書いてあることばかりです。
肝心なのは、 誰から学ぶか ということにつきると思います。
カウンセリングとは、人と人との関わりのなかで、どちらを向いて、どのように歩んでいくことが、その人の幸せになるのかを、クライエントとカウンセラーが、手を携えて見つけることなのだと思っています。
教科書に書いてあることは、その手段や方法、或いはそれらについての理論づけにすぎないように思います。
私達が本当に知りたいのは、教科書や本には書いていないこと、または書いてあってもそれを実践し行動に移すことが困難なのはなぜなのか、ということなのです。
教科書で学ぶことが意味が無いということではありません。
ただ、知識の蓄積だけでは、臨床の現場ではほとんど通用しないし、何をしていいのかわからずに混乱してしまうということなのです。
そういった現場で通用する、 本当に知りたいこと を学べるのが、竹内先生の講座なのだと思っています。
だからこそ、僅か1時間半ほどの講座を受けるために、受講料の何倍もの交通費と貴重な休日の時間を使って、遠方(関東や関西などの県外から参加される方は珍しくありません)からはるばる来ていただけるのです。
私は、竹内先生の講座以外にも、機会を見ては様々なところで学ぶようにしています。
それが、私にとって貴重な学びになることも、決して少なくありません。
しかし、最初にカウンセリングを学んだ第一歩が、竹内先生の「カウンセリング基礎講座」であったことは、私にとって本当に良かったと思っています。
なぜなら竹内先生は、いつもクライエントのためのカウンセリングを心がけ、そして実践し、常にご自身の進まれている道に誤りがないかということについて、厳しく律し、努力されているカウンセラーだからです。
心の相談室withは、行列のできるカウンセリングルームと言われているそうです。
そして、プロ、アマを問わず、数多くのカウンセラーが教えを請いに来室されるのです。
当然、行列ができるのにはわけがあります。
それはカウンセラーとしてやらなければならないことを、絶対に手を抜かず、常に努力し続けておられるからなのです。
今日から始まった「カウンセリング基礎講座」の受講生の皆さんには、ぜひともそのあたりをしっかりと学んでいただきたいと願う次第です。
今回のブログは、読めば読むほど相当な「上から目線」で書いてしまっているみたいです。
「何を偉そうに!いったいお前は何様だ!」
そう思われる方もいらっしゃるかも知れません。
しかし、そういった人達にハッキリと申し上げておきます。
エラそうなことを言ってゴメンナサイ_(._.)_
では、このへんで…

追記
この記事を読んで「竹内先生はカウンセリングの神様のような人だ」とか「完璧な人間だから何も欠点など無いだろう」などと思われるかもしれませんが、そういうことを言っているのではないのではないので、くれぐれもお間違いのないように。
だからといって、竹内先生の私生活がメチャクチャというわけでもないと思います。
個人的に年に何度か、山歩きや自転車で遊んだり、お酒を飲んだりさせていただくことがありますが、そんなときの竹内先生は、控えめで、面白くて、木登りが大好きな、一緒にいてとても楽しく、気を使わずにいられる人です。

にほんブログ村
なかなか出来ない事だと思います。