このところ、少し気に病むことがあり、考えても仕方ない事だと分かっていても、不安の種を、自分で大きく育ててしまっています。
若い頃から、心配事があると、それに囚われてしまうことがよくありましたが、歳をとって、しかもカウンセリングの勉強をすることで、人の心について多少は分かってきたような気になっていても、自らの不安ひとつ上手に処理できない私がいます。
良くも悪くも、自身の内面に目がいく性格なので、いったんマイナスの方向に振れ出すと、どんどん深みにハマってしまうのです。
ただ、若い頃と今の自分が違うのは、かつてはそうした自分の弱さを毛嫌いしていて、強くなることで、そんな自分や、様々な悩みから解放されると思っていたのですが、最近はめそめそ悩む自分でもいいのではないか、と思えるようになりました。
心配性の自分を大きく変えることは難しいですが、そうした自分を否定しないことで、少しは気楽に悩めるようになった気がします。
もう一つ、以前の自分と違うところは、悩みに囚われていても、立ち止まらずに動くように心掛けていることです。
自分なりの経験から、その場に立ちすくんでしまうと、不安の底なし沼にずぶずぶと沈みこんでしまう事が分かっているので、悩みの解決には繋がらなくても、少しでも何か行動するようにしています。
といっても、なかなか不安から抜け出すことは難しいですが・・・。
今日は、一人で散歩に出かけました。
いつもの里山ですが、少し違うコースを歩いてみました。
ふもとにある小さな神社の石段を登り、鎮守の森に囲まれた拝殿に手を合わせて、お願い事をしました。
帰りがけに、最近お気に入りの静かなカフェ(う〜ん、しゃれた響きだなぁ)で、のんびりお茶をしました。
このお店は、本や雑誌、マンガなどが沢山あるのですが、普通の漫画喫茶とはちょっと雰囲気が違って、何だかとても落ち着けるのです。
朝は、焼きたてのクロワッサンとベーコンエッグのモーニングがついて、フリードリンクで500円というお値段なので、休日の散歩の後によく立ち寄るようになりました。
店主の方も、物静かな優しい雰囲気のおじさん(私もおじさんですが…)で、私の大好きなお店です。
☆焼きたてのクロワッサンがとても美味しいです
帰ってから、犬と遊んだり、車の掃除をしたり、妻と買い物をしたりしていたら夕方になりました。
休日の夕食は、何となく私が料理することになっているので、今日は、【新じゃがと新玉ねぎの肉じゃが/春キャベツの温野菜サラダ】を作り、買ってきたスルメイカのお刺身を並べて家族で一緒に食べました。
春キャベツのサラダは、ちぎったキャベツをさっと湯がいて、ドレッシングをかけただけなのですが、思いのほか美味しく、私の定番メニューの仲間入りをしそうです。
食事の後、お風呂の電気を消して、真っ暗な中で湯船につかっていると、少しは今朝までの重苦しい気持ちが癒されていくようです。
ちょっと寒い、静かな休日を、のんびり静かに過ごすことが出来て、幸せな一日だったような気がしました。
幸せかどうかは環境ではなく、幸せを感じる能力があるかどうかで決まるものである
とある本に書いてあった言葉です
今日もありがとう…、おやすみなさい
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私も逡巡する事を止め、行動する様にしています。案ずるより、産むがやすし…昔、覚えた諺が妙に心に浮かんでまいります。