2019年12月03日

エビデンスでやんす

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エビデンス

この言葉を初めて耳にした(あるいは目にした)のはいつ頃だろう。

よく覚えていないがせいぜいここ2〜3年前だと思う。

その時は意味が解らないながらも話の流れで(あるいは文脈で)何となく「こんな意味なのかなぁ?」とあたりをつけて、後から調べたら概ねその通りだった。

とは言え、その後エビデンスに触れる機会が増えていったが、その度に「確かこんな意味だったなぁ」とぼんやり理解するに留まって今に至る。

そもそもエビデンスとは「証拠・根拠、証言、形跡などを意味する英単語 "evidence" に由来する」らしい。

それならば普通に日本語の「裏付けとか、証拠とか、証明など・・・」を使えば分かりやすいのにと私などは思ってしまう。

最近はビジネス用語などでやたらと横文字を使う風潮があって、そういうのを見聞きするたびに「俺の時代は終わったのだ」と軽い失望感に襲われるのだ。

「自分は賢いと思ってる嫌な奴ほど、この手の横文字を得意げに使ってみせるのだ。」

などと僻み(ひがみ)根性まで出てきて、さらに気分を落ち込ませる。


なにより困ったことはエビデンスという言葉を初めて聞いた時からずっと私の頭の中には、あるイメージがこびりついてしまっているのだ。


「エビデンスでやんす」である。

絵に描くとこうなる。

KIMG2693.JPG


これはなんなのだ?という人と、これはもしかしてアレか?という人もいるかもしれない。

そう、あれのアレなのだ。

稀代のナンセンス漫画家赤塚不二夫先生の傑作「もーれつア太郎」のキャラクター、ケムンパスなのだ。

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エビデンスと聞くと、自動的に頭の中で、ケムンパスの決まり文句「ケムンパスでやんす」が浮かび「エビデンスでやんす」に変換されてしまうのだ。

特に意味などあろうはずはない。

壊れかけたPCのように、ただただ誤変換されてしまうのだ。


ついで言わせてもらうと、今どきのデキル奴はノートPCの操作にマウスを使わない人が多い気がする。

タッチパッドというらしいが、あのキーボードの下の四角い部分を指でなぞりながらサクサク動かしている。

あれを見ると「俺の時代は完全に終わった」と深い喪失感に襲われつつ、ものは試しとマウス無しで操作してみると、まともに文字も打てないことが判明した。

そして行き着くところは「パソコンだのネットだのソフトウェアーだのを開発するような人間は、どうせ○×△☆♯●□▲★※なヤツに決まってるんだ!」

などと、ここではとても書けないような減らず口を叩いて、時代から取り残されつつある自分を慰めている。

最後には完全に開き直って、バカボンのパパの決まり文句をつぶやきながら、今夜も酒を飲んで熟睡するのだ。

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posted by おやじカウンセラー at 22:39 | 愛知 ☀ | Comment(0) | くだらない話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする