2019年04月20日

人の世は住みにくいものなのだ

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今日は勤め先の社員&パートさんで親睦の飲み会。

先日、若い男性社員が入籍したのでそのお祝いなのです。

もちろん初々しいお嫁さんも参加して皆でワイワイ楽しく歓談。

普段はあまりどんちゃん騒ぎをしない私も、今日はたくさんお酒を飲んではしゃぎました。

まとまりがよく家庭的な雰囲気の会社なのです。

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私はもう40年以上社会人として働いてきました。

大きな組織にも勤めたし、小さな店舗でも仕事をしました。

幸いなことにどの職場でも人間関係には恵まれていたと思います。

人間関係の悩みが皆無だったとは言いません。

もちろん気が合わない人、嫌いな人はいましたが

それが原因で仕事や職場が嫌になったことはありません。

他人がどうなのかはよくわからないので

まあそんなものなのだろうと思っていました。

しかし私は所謂「得な性格」なんだと最近は思っています。

深刻な人間関係の悩みを抱える人は少なくないのです。

そんな人から愚痴や悩みを聴くことがありますが

そんなにこだわらなくてもいいのに

そこんとこはスルーすれば

まあそういう人もいるよ

もうちょっと適当にやれば?

真面目に考え過ぎるとつらいよ

ついそんな言葉が出てしまいます。

でもそれが出来なくて苦労するんですよね。



有名な「草枕」の書き出しはそんな人の世のことが書かれてます。


山路を登りながら、こう考えた。

智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。

住みにくさが高じると、安い所へ引き越したくなる。どこへ越しても住みにくいと悟った時、詩が生れて、画が出来る。

人の世を作ったものは神でもなければ鬼でもない。やはり向う三軒両隣りにちらちらするただの人である。ただの人が作った人の世が住みにくいからとて、越す国はあるまい。あれば人でなしの国へ行くばかりだ。

人でなしの国は人の世よりもなお住みにくかろう。

越す事のならぬ世が住みにくければ、住みにくい所をどれほどか、寛容くつろげて、束の間の命を、束の間でも住みよくせねばならぬ。


夢十夜・草枕 (集英社文庫)
夢十夜・草枕 (集英社文庫)


あれこれ工夫しながらのんびり楽しく暮らしたいものです。




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posted by おやじカウンセラー at 08:43 | 愛知 ☀ | Comment(0) | 日々の徒然日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする