どうやら我が家の嫁が「仕事(会社)辞めたい病」にかかってしまったらしい。
いや、正確には「仕事(会社)辞めたい病」が悪化してきたと言うべきか・・・。
そもそも私だって最近は症状が治まっているだけで
まぎれもない「仕事(会社)辞めたい病」の患者なのだ。
私や嫁だけでなく、世の社会人の多くがこの病にかかっていると思う。
私のまわりでもこの病気に苦しんでいる人がたくさんいる。
もしかしたら殆んど100%に近い人がかかっているのかもしれない。
しかも、完全に治ったという話を聞いたことが無い。
「仕事(会社)辞めたい病」は恐ろしい不治の病なのだ。
ところが、この病を完全に治す方法が一つだけある。
それは「仕事(会社)を辞めてしまう」こと。
これこそ特効薬であり、完全に治ることは間違いない。
しかし、劇薬とも言えるような薬だけに副作用もハンパない。
別の病を発症する可能性が非常に高いのだ。
「お金がどんどん無くなって生活できなくなる不安病」である。
他にも「何することが無くて空しい病」や「独り寂しく孤独になってしまう病」
「将来が不安でしかたない病」「自分はダメな奴だと思い込む病」等々
副作用が強すぎて、おいそれとは使えない恐ろしい薬と言えるだろう。
「辞めるも地獄、辞めないも地獄」なのが「仕事(会社)辞めたい病」なのだ。
とはいえこの病気はある意味で慢性疾患なので
上手く付き合っていけばなんとかなることも多い。
特に勤め人の場合は、辞めたい、嫌だ、休みたい、と思いながらも
とりあえず職場に行けば給料が貰えるのだから。
辞める辞めないという悩みは、サラリーマンの特権なのだ。
最近よく聞く「好きを仕事に」や「好きなことで起業」した人はそうはいかない。
好きなことが嫌いになった時点で、もう仕事を続けられない。
仕事が好きであり続けることが大前提なので
嫌いになった時点で否応なく終わりを告げる。
「好きを仕事に」することは、まさに命がけなのだ。
多くの勤め人は、最初から死ぬほど好きで始めた仕事(会社)ではないのだから
何かにつけて休みたくなったり、辞めたくなったりするのは当たり前。
それが嫌なら、一か八かで人生をかけ「好きなことを仕事にする」しかない。
まあ「仕事辞めたい病」も私の生活習慣病と同じで
悪化させないように早めの治療が大切だよね。
人生、雨の日もあり晴れの日もあり。なんてね


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