カウンセリングの勉強を、それなりに長く続けてきて得たものの一つが
自分自身の性格について、より正しく、深く理解できるようになったこと。
と言っても、根っこの性格は日々大きく変わらなくても
その時々の心理状態や周りの環境、そして対峙する相手によって
言動としての現れ方は、いつも必ず同じというわけではない。
例えば私は
すぐ人と馴染む、人が求めていることに敏感、人の面倒見が良い、心が広くて温かい
というような性格を持っているようだが(分析によるとね)
実際にそのように行動したり、表現したりするかは時と場合による。
それは自分であえて選択することもあるし、そうでないこともある。
有り体に言えば、自分の精神状態がいいときはそうするし、出来るが
そうでないときは、したくても出来なかったり、することが大きな負担になる。
そしてそのような状態の時ほど、私自身の性格のマイナス部分が表に出やすくなる。
どのようなマイナス部分を持っているかはあえて書かないが
わたしとそれなりに付き合いがあって、
エニアグラムを学んだことがある人なら、もしかするとわかると思う。
普段の生活で、マイナスな部分が出やすいのは、やはり家族に対してだ。
家族(特に嫁)は、私の嫌な部分の性格を最もよく知っているはずだ。
次が、気を許せるプライベートの友人、知人になるだろう。
浅い付き合いや、仕事や何かの役割を担っているような人間関係だと、
かなり無理をしてもマイナス部分は出さない(出せない)ので
精神状態が悪い時ほどそういう人間関係でストレスが溜まることになる。
で、結局、家族に対してマイナス部分を出しまくり、という流れも間々あることだ。
休日に友人や仲間と遊ぶより、独りの時間を過ごすことが多くなるのも
あまり精神状態がよろしくないときのパターンである。
最近は少しづつ人恋しくなってきたようだ。
この冬は、仲間を誘って焚き火でもしてみようかなあ・・・

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