2014年06月10日

父が亡くなりました

先週の水曜日の明け方、父が亡くなりました。
満86歳でした。

今年に入ってすぐに体調を崩し、重い病であることがわかりましたが、高齢のうえ慢性の持病もあり、手術はしませんでした。
しばらくの入院の後、やや体調も落ち着き自宅で過ごす日々もありましたが、徐々に体力が落ちていきました。
それでも高齢の母や、私の嫁の介護を受けて、出来る限り自宅で過ごさせてやれたことは、父にとっても家族にとっても本当に良かったと思います。

5月の上旬までは家族の手を借りながらも、何とか手すりを伝って自宅の風呂に入ることが出来ていた父でしたが、再入院を経て一時退院をした際には、歩くことはおろかベッドから起き上がることもままならなくなっていました。

そうして先週の月曜日に再び病院に戻り、その二日後の未明に連絡を受けて私たち家族が駆けつけた時には、既に息を引き取った後でした。

前日の夕方までは母が付き添っていましたが、痛みや苦しみを訴えることもなく、点滴すら受けることなく、ごく自然にいつも通り静かに過ごしていたようです。

亡くなった父の顔も、穏やかな、いつもの寝顔そのものでした。

通夜、告別式では、思った以上に多くの方が父を見送って下さいました。
慌ただしい一週間が過ぎ、昨日から普段の生活が始まりました。

私にとっては厳しい父でした。
逃げることや誤魔化すことを許さず、現実の厳しさを常に教えてきた父でした。
子供の私に大きな声や手を出すことは一度もありませんでしたが、一切の言い訳を許さない父でした。

親としてきっと父は子供たちを愛していたと思います。
しかしその愛情の証として、ひとりの人間として自立して生きていけるように育てることを、常に優先していたように思います。

ときに恐れ、ときに憎しみさえ感じた父でした。
共に暮らしていても、ずっと距離を感じていましたが、父が病に倒れてからは不思議と身近に感じられるようになっていました。


お父さん、あなたのことがようやくわかってきたように思います。
生きていくために大切なことを、あなたから教えられました。
ありがとう
そして安らかに・・・



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posted by おやじカウンセラー at 22:13 | 愛知 ☁ | Comment(6) | 日々の徒然日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする