2013年05月11日

私小説を読む


まとめ買いした中古本を手当たり次第にやっつけているのですが

ついついカウンセリング関連の難い本は後回しにしてしまいます。


最近読んで面白かったのはこちらバッド(下向き矢印)

苦役列車 (新潮文庫) [ペーパーバック] / 西村 賢太 (著); 新潮社 (刊)

西村 賢太氏が書いた2010年の芥川賞受賞作です。


この西村氏、中学を卒業後に家を出て、ずっと肉体労働で生計を立ててきたらしく

当時の事を題材にしたのがこの作品です。


ところで「芥川賞」といえば「直木賞」と並ぶもっとも有名な文芸賞なのだが

歴代の受賞作家を見てみると、覚えのない名前が多いのに驚いた。

芥川賞受賞・イコール・ベストセラー作家 という訳ではないようだ。


かつて村上龍が「限りなく透明に近いブルー」で受賞した際に先輩作家から

「これで10年は食えるよ」と言われ、「たった10年か・・・」と落胆したそうである。

活字離れがいわれて久しい現在では、10年どころか3年も難しいかも知れない。


西村健太の「苦役列車」はいわゆる底辺の生き様を描いた私小説である。

数年ぶりの著作が社会現象になるインテリ作家の村上春樹より

中卒で前科2犯と公言する西村健太に、より惹かれるおやじカウンセラーなのです。


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posted by おやじカウンセラー at 21:12 | 愛知 ☔ | Comment(2) | 日々の徒然日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする