ここのところ少々寝不足です・・・(=_=)
理由は、毎晩本を読むから。
子供の頃から勉強も運動も自慢できるようなものではなかったけれど
本だけは毎日図書館に入り浸って、人並み以上に読んでいました。
本好きが高じて、本屋の店長をしていたこともあります。
本屋の店長をしていた頃のことは、こちらのブログに少しだけ書いてあります。
『 本屋さんでのお話 』
さて、最近の寝不足の話ですが
本好きどころか活字中毒といってもいいほどだった私も
年々本を読むことが少なくなってしまい、最近は月に1〜2冊ほどしか読まなくなっていました。
ところが数か月前に竹内先生もブログで紹介されていた
「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」を読んで以来
改めて本を読む面白さを再認識し、良さそうな本をアマゾンで購入しては読書にふけっているのです。
![木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか [単行本] / 増田 俊也 (著); 新潮社 (刊) 木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか [単行本] / 増田 俊也 (著); 新潮社 (刊)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51MSkxpvZYL._SL160_.jpg)
私は本を読むスピードはけっこう早いのですが、読みだすとなかなかやめられない癖があり
翌日の仕事が気になりながらも、ついつい夜更けまで読み続けてしまうのです。
しかも、アマゾンでは驚くような価格で中古本が流通しており
先日は、6冊の本を送料込みで1600円という格安で購入しました。
まあ、安く買えることは嬉しいのですが、果たしてこれが本当にいいことなのか・・・
10年間勤めた本屋が閉店するときに、トーハンの社員が来て委託本の引き上げを手伝ってくれた時の話を思い出します。
翌日にも岡崎市の某書店の閉店作業があり、最近の書店業界は本当に厳しいと言っていたのですが
その一番の理由が、例の大手中古本販売チェーン「ブック◎◎」の進出にあるというのです。
中古本が回転することで、単純に新刊の売り上げ部数が減ったこともそうですが
本屋で万引きしたコミックスを、中古本屋に転売するケースが激増していたのです。
読むために万引きするのではなく、売ってお金に変えるために万引きする。
私が店長をしていた本屋でも、万引きの被害には苦労していて
防犯カメラはもちろん、高額な万引き防止センサーも導入せざるをえませんでした。
それでも実際に万引き犯を捕まえたのは一度や二度ではありません。
今でも、どこの本屋も万引き対策には相当苦労しているのだと思います。
大手中古本チェーンの進出、アマゾンをはじめとするネット流通の脅威、さらには書籍の電子ブック化・・・
リアル本屋を取り巻く環境は、限りなく厳しいように思えて仕方がありません。
そんなことを考えながらも、激安の中古本をネットで購入している自分。
なんだかなぁ〜〜〜(-_-;)
![だれが「本」を殺すのか [単行本] / 佐野 眞一 (著); プレジデント社 (刊) だれが「本」を殺すのか [単行本] / 佐野 眞一 (著); プレジデント社 (刊)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41G9RED5FQL._SL160_.jpg)
これ、読んでみようかなぁ・・・
中古本が16円からだってさ(-。-)y-゜゜゜

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