2009年12月02日

誰にでも「いい顔」をしてしまう人

最近私がお風呂で読んでいる本です。


だれにでも「いい顔」をしてしまう人 嫌われたくない症候群 (PHP新書)

だれにでも「いい顔」をしてしまう人 嫌われたくない症候群 (PHP新書)

  • 作者: 加藤 諦三
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2007/04/17
  • メディア: 新書



う〜ん…なんともわかりやすいタイトルである。
他人に嫌われたくないがために自分に無理を押しつけて、挙句の果てに対人関係に疲れ果ててしまう人は珍しくないだろう。

「他人によく思われることが生きる条件になっていると、いつか必ず人生に行き詰まることになる」

確かにその通りだろう。
すべての人に好かれる(嫌われない)などということは不可能に決まっているのだが、その出来もしないことをするためにいつも「いい顔」をしてしまうのだ。
結果として自分を殺し続けることになるのだが、それでもみんなに好かれるようには生きられないし、自分に無理を強いるほどに人に対する憎しみばかりが膨れ上がってくるのだ。

しかし、そういう生き方をしている人は、何も好き好んでそうしているわけではない。
自分が本当にしたいことや言いたいことを実行したら、必ず他人に嫌われると確信を持つように生きてきたのだ。
事実、幼い頃にそういう仕打ちを何度も受けたのかもしれない。

私自身、かつては人に嫌われることを非常に恐れていた。
そのために自分の人生が何なのか?自分のやりたいことは何なのか?
何も分からないまま、ただその時に周囲にいる人たちに嫌われないように生きてきた気がする。

もっとも、これは今思えばそうだったという話であって、当時はただただ慢性的な生き辛さと、このままではいつか行き詰ることになる、という漠然とした焦りがあるだけだったように思う。

ではどうすればそんな生き方から解放されて、本当の自分の人生を歩めるようになるのだろうか。
その答え(或いはヒント)はこの本に書いてあるのだが、一つ言えることは「人に嫌われたからといってそれがどうした」ということである。

所詮、自分以外の人間はみんな他人なのだ。
好かれることもあれば嫌われることもあるのが当たり前のことなのだ。

常に他人に合わせて行動しないと、いつかとんでもないことになると思い込んでいるのは、誰かが自分の都合であなたに教え込んだまやかしなのではないか。
そのことを良く思い起こして考えてみることである。

見えない恐怖に縛られていると、その束縛から解放されるのは簡単な事ではないだろう。
しかし、恐ろしさに震えながらも自分の生きたい人生を歩む覚悟を決めた時、自分が恐れていたものが何も実態の無いばかげたものであることに気付くのだと思う。

私はその呪縛から逃れるために長い時間をかけて遠回りをしながら、本当に苦労してきた。
「いい顔」をすることが何も自分の幸せに繋がらないことに気付くまで相当に辛い思いもしたように感じている。。
もし、あの苦しんでいた頃に私の苦しみを理解して、見えない出口を指さしてくれる人がいればどんなに良かったことかと、今でもそう思うのだ。

この本のタイトルを見て「私の事かも…」と感じた人は、ぜひ読んでもらいたい本である。

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posted by おやじカウンセラー at 00:42 | 🌁 | Comment(2) | カウンセリング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする