2009年09月11日

不眠症で病院に行くって…普通のこと?

最近、友人や知人と話をすると、不眠についての悩みを聴くことがよくあります。

不眠症とは「睡眠障害」の分類の1つですが、最も一般的な「睡眠障害」でもあります。
簡単に不眠症の定義を言っておくと「心身の健康を維持するために必要な睡眠時間が量的にあるいは質的に低下し、社会生活に支障をきたしたり、自覚的に悩んでいる状態」と言うことになります。
ただ、必要な睡眠時間は個人によって異なるので、たとえ4〜5時間でも本人が満足し日常生活に支障が無ければ不眠症とは言えません。

不眠症には大きく分けて4つのパターンがあります。
@なかなか寝付けない「入眠障害」
A夜中に何度も目が覚める「中途覚醒」
B眠りが浅く熟睡できない「熟眠障害」
C朝早く目が覚めて眠れなくなる「早朝覚醒」
もちろん、いくつかの症状が重複する場合も少なくありません。

これらの不眠症は、うつ病や統合失調症と言った精神疾患による不眠の他、一般的にはストレス等による慢性的な精神的緊張・不安が原因になって起こる事が最も多いようです。

さらには、不眠症で悩んでいる人の多くが、毎晩のように「今日も眠れないんじゃないだろうか、眠らなくては…何とか眠らなくては…(@_@;)」と感じており、逆に神経が興奮して覚醒してしまい眠れなくなるという悪循環を繰り返しています。

さて、不眠についての講義はこれくらいにして、ではどうしたらぐっすり熟睡できるのか?ということですが…(-_-)zzz

まずは、普段から慢性的な不眠にならないように心がけることが大切ですです。
これは、虫歯にならないように歯を磨いたり、肥満にならないように食生活や運動に気を使うことと同じです。

具体的には次のような不眠予防の方法があります。

1.なるべく規則的な睡眠スケジュールを守る事 
不規則な生活は睡眠リズムを壊し不眠につながります。
2.眠る前にはリラックスすること
 ぬるめのお風呂に入ったり、軽い読書、音楽、自分に合った枕や寝具など気分の落ち着く環境づくりが大切です。
3.眠る前にはコーヒー、濃い緑茶などのカフェイン類をさける
 寝る前のアルコール(寝酒)は入眠障害には多少の効果がある場合もありますが、熟睡できなかったり、早朝覚醒の原因にもなりやすく、さらには寝酒が習慣化してアルコール依存症になるケースも少なくありません。
できるだけアルコールに頼る睡眠は避けなければいけません。
4.昼間には日光を浴び、十分な仕事や遊びをする
日光を浴びることで体内時計の昼夜のリズムがはっきりします。
また、適度に頭(脳)や身体を使うことが大切です。

これらの不眠予防はあたりまえ過ぎて参考にならないと感じる人もいるかもしれませんが、不眠で悩んでいる方のほとんどが守られていない(できていない)ことばかりだと思います。

好きなだけ飲んだり食べたりした挙句、運動もしないでゴロゴロしている人が太ってしまうのと同じことで、ぐっすり眠るためにしてはいけないことや、しなければいけないことを守らなければ不眠症になりやすいのは当然なのです。

とは言うものの、現代の社会ではどうしても不規則な生活になってしまったり、大きなストレスを抱えてしまい不眠症になってしまうことがあります。
また、近年は睡眠時無呼吸症候群→http://www.kaimin-life.jp/index.htmlによる不眠症も少なくありません。
そうした、既に不眠症になってしまった場合は早めに医師に相談するとよいでしょう。

ところがここで問題が生じてきます。
それは何かと言うと、虫歯治療で歯医者に行ったり、ケガをして外科に行ったり、風邪をひいて内科に行くことはあたりまえな事でも、眠れないこと(不眠症)ぐらいで精神科や心療内科に行くことはあたりまえではないと多くの人が感じているからです。

その理由には、心の病に対する偏見がベースにあり、精神科(心療内科も呼び名が違うだけで基本的には精神科と同じです)で受診することに抵抗があるのだと思います。

また、そうした精神科で処方される薬(睡眠導入剤、抗不安薬、抗うつ薬等)に対する副作用や依存性に対する不安を持つ人も多いようです。
しかし、そうした人でも市販の風邪薬や胃腸薬、頭痛薬を日常的に服用したり、非常に依存性の高い薬物であるアルコールを平気で毎日飲んでいるのは疑問に思わないのです。

精神科の薬もその他の薬も同じように、病気に対する効果と副作用の危険をあわせもっています。
しかし、副作用の危険性より治療効果の方がはるかに高いと認められたものが治療薬として認められているのです。

少々乱暴な例えですが、副作用を心配して薬物療法(特に精神科で処方される薬の)に抵抗を感じるのは、落ちる危険があるから飛行機に乗らないという理屈と同じです。

このような事を書くと、さも私が「なんでもかんでも医者(精神科)に行って薬を飲め!」と言っているように誤解されるかもしれませんがそうではありません。
私自身が大の医者嫌いです。
なるべく病院には行きたくありませんし、薬も飲みたくありません。
しかし最近は気になる症状が2〜3週間続いたら嫌々でも勇気を出して医者に行くようにしています。
それは、歯科でも内科でも泌尿器科でも精神科でも同じことです。
なぜなら年齢とともに自然治癒力が落ちて、ほっておいてもなかなか良くならない事が増えたことと、様々な病気になる可能性が高くなってきたからです。

どんな病気でも、早期発見・早期治療がその後の治療に大きく影響します。
眠れないことで悩んで(あるいは困って)いる状態が3週間以上(2週間では短いという事ではありません)続いていて、この先も良くなる目処が立たない場合は医師に相談してみてはいかがでしょう(=_=)
どうしても精神科や心療内科には行きづらいという人は、一般の内科でも診察してもらえます。

近年、梅雨時から夏にかけて体調を崩すことが多くなり、今年は特に十分な睡眠をとるように心がけました。
具体的には、適度な運動とお酒を減らすこと(ほとんどノンアルコールビールで過ごしました)そして毎日の半身浴と必要に応じた睡眠導入剤の服用(きちんと医師の診察を受けて処方してもらいました)です。

おかげでこの夏は毎日ぐっすりと眠る事ができ、体調を崩すこともありませんでした。
十分な睡眠がどれほど心身の健康に大切なのかを実感しました。

今月の終わりに私は、とある大学の公開講座を受ける予定です。
その講座のテーマは『睡眠』です。
講師の先生は私が受診した心療内科の先生でもあります。
心の健康と密接な関係がある『睡眠』について、しっかり学んでこようと思っています。

う〜ん…(-。-)y-゜゜゜
今日は真面目なテーマを真面目に書いてみたのですが、何となくどうでもいい出来事をだらしない文章で書く方がおやじカウンセラーらしいような気もしないではない…
そんな思いを抱きつつ、「保存する」をクリ〜ック(`´)

ちなみに今日のブログに顔文字が多いのには理由があります。
それは顔文字の入力方法を初めて発見したからです。
相変わらずパソコン音痴のおやじカウンセラーでした(^u^)

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posted by おやじカウンセラー at 22:45 | 🌁 | Comment(1) | カウンセリング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする