昨日の続きです

私は、カウンセリングを学ぶグループワーク・トレーニング(GWT)で一番大切な事は、本音のコミニュケーションができる雰囲気(環境)であるかどうかということだと思います。
一人の人間としての自分自身を知るためのトレーニングなのですから、そのためにはグループのメンバーが、素直な自分をどこまで表現できるかがとても重要なのです。
GWTの指導者(ファシリテーターと言います)の役割は、単なる司会進行ではありません。
私が考える指導者の最も大切な役割は、参加者が安心して自分の気持ちや考えを表現できるような雰囲気を作る事だと思っています。
改めて今回のGWTを振り返ると、当日の受付が始まり、参加者の皆さんが集まりだして、それぞれに名札を作りながら(ニックネームや愛称など)開始時間までの待ち時間に暇つぶしのゲームをしてもらっていたのですが、すでにその段階で竹内先生による雰囲気作りが始まっていたのでしょう。
その後、いつもより時間をかけたアイスブレイク(GWTの導入時に行う、参加者の緊張を解きほぐし場の雰囲気を和ませるためのミニゲームなどのこと)からグループ分けが終った頃には、すっかり場の雰囲気が出来あがっていたような気がします。
今回は一つのワークをじっくりと時間をかけて行いました。
特に
ふりかえりと
わかちあいには十分な時間が与えられました。
GWTではコンテンツ(ワークで行う課題の内容)で盛り上がっても、その後の
ふりかえりが十分でなく貧弱なワークに終わってしまうことがあるのですが、GWTの本題はまさしくその
ふりかえりの部分なのです。
私はこんなにも、落ち着いた安心できる雰囲気の中で、知らず知らずに素直な自分を表現でき、またメンバーの言葉にじっくり耳を傾けることのできたワークは初めてでした。
おかげで、足踏み状態だった自分に一歩踏み出すチカラが与えられたと思っています。
今回のGWTでファシリテーターを務めていただいた竹内成彦先生は、6月に尿管結石で地獄の苦しみを味わったそうです(私も経験があるのですが思い出すだけで恐ろしくなるほどの痛みです

)
まだまだ万全の体調ではなかったのでしょうが、そんなことは微塵も感じさせない素晴らしいGWTをしていただきました。
GWTは一期一会の体験です。
僅か数時間の出会いでしたが、私にとってかけがえのない経験をさせてくれたグループのメンバーに、この場を借りて感謝のメッセージを送りたいと思います。
みなみさん、関西弁でするどく突っ込み、はっきり自己主張する姿、それでいて人の意見を受け止める度量、あなたのような人を男前と言います、カッコよかったです。
みかさん、たったひとりで最後まで皆と違う意見を主張しながらも、笑顔で反対意見を受け止めていましたね、自分を信じる気持ちと心の広さに感服です。
リカさん、誰よりも課題の登場人物に共感して、何とかしてあげたいと一生懸命になっていましたね、その姿勢が私自身を見つめ直すきっかけになりました、感謝です。
ヨッシーさん、ずっと笑顔で一生懸命に人の言葉に耳を傾けてくれました、グループの雰囲気はあなたがつくってくれました、ヨッシーには人を安心させるオーラがありました。
ほしやんさん、「人の意見に負けたくなかった、自分の言うことばかり考えて人の話が聞けなかった」そう素直に自分をふりかえった言葉を聴いて、この日一番の学びを得ました、真っ直ぐに自分を見つめる勇気を感じました、立派です。
ずいぶん個人的な日記になってしまいましたが、迷いながらも書いてしまいました。
でも、自分の感じたことを書いてこそ「おやじカウンセラーの夢ゆめ日記」なんだから…
さぁ、今夜もゆっくりお風呂に入ってぐっすり寝ようっと
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posted by おやじカウンセラー at 23:00
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