今月は産業カウンセラーの研修が、延べ6日間もありました。
仕事柄(某中小企業の管理職です)秋から年末にかけては土曜出勤が多いので、研修のために立て続けに有給休暇を取ってしまい、かなり肩身の狭い思いをしています。
でも、それだけの価値がある研修でした。
4日間は傾聴訓練でしたが、開始早々、養成講座時代のほのぼのムードから一変し、かなりの緊迫感漂う雰囲気の中、指導員の方から発する不気味なオ〜ラを感じて、早くも具合が悪くなりそうです。
おまけに参加者の中には、既に養成講座のインターンをしている方や、協会の電話カウンセラー、傾聴ボランティア等で活動されている人も少なくなく、皆さんアプローチがとってもお上手。
こっちは得意のホンワカ笑顔で、簡単受容を駆使し、相手の言葉を受け止めまくります、っていうかそれしかない。
ハァ〜、やっと終わった、と思ったら、振り返りの嵐が吹きまくります。
観察者A『重い話題を話しているのにニコニコ聞いていてちょっと 抵抗を感じました・・・』 ううぅ・・・スルドイとこ見てるのね
指導者さん『それは躁的防衛だねぇ』 まったくお代官様の仰る通りです
私の心の声『ハイハイ、私は昔から何でも笑って誤魔化すクセがあるんですよ、すいませんね〜』
それにしても、皆さん涙流しながらもバンバン自己開示して本当にスゴイです、感心します。
自分を見つめる作業は辛いのです。
私のヘラヘラ笑顔の下には相当頑丈なカギがかかったナニモノかが
潜んでいるらしく、カギを開けるのが恐くて恐くて・・・
でもそんなこと言ってたら、立派なカウンセラーにはなれません!
次回やるときは、バシバシ自己開示して四十男の(もうすぐ五十だけど)涙をたっぷり見せてやりましょう。
まあ真面目な話、クライエントに心を開いてもらうわけだから、カウンセラーが心を閉ざしていてはダメですよね、開かないのと、開けないは違いますから。
てな訳で、かなりハードでしたがと〜っても学びの多い研修でした。
指導者の先生方、参加者の皆さん、お疲れ様、そしてありがとうございました。
ラベル:産業カウンセラー